『最強のふたり』
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今日は、『最強のふたり』(Intouchables、2011・仏)を観てきました。
パラグライダーの事故で、首から下が麻痺してしまった富豪のフィリップが、介護人として、黒人で、貧しく、教養の違いもあるドリスを雇い、友情、それ以上の関係になっていく様子を描いた映画。原題の「Intouchables」は、「普通なら会うことのない二人」、「住む世界の違う二人」、「触れられない者同士」といった訳し方があるみたいです。
ドリスは、失業保険ほしさで応募しただけで、全く働く気がなかったのだけど、普通2週間もたないところ、試用期間を経て、本採用になる。
障害者と健常者という枠で考えると、ドリスは、「これは健常者用のチョコだからあげない」とか、すごいジョークを飛ばす。けれども、気難しいはずのフィリップは、自分に全く同情していなくて、思ったことをバンバン言っちゃうドリスに心を開く。
思わずクスッときたエピソードは、フィリップの誕生日会でのクラシックな音楽に対して、ドリスが想像した情景(裸の人が笑いながら歩いてるとか、職安で流れてる音楽だとか)や、ドリスが芸術作品(鼻血ブーの絵)を見た後にふっと描いた絵を、フィリップが美術に造詣が深いと思われる友人(と思う)に勧めて、1万ユーロで売れちゃうところとか。ドリスもそういった芸術に詳しくなってくし、ドリスの大好きなアース・ウインド&ファイアーの曲(たぶんそう)で踊る様子をフィリップはニヤッとしながら見つめる。
やがて、住む世界が違うゆえに、二人に別れの時が来る。その後の展開が、どうなってしまうのか、見ていて面白かったです。
予告編
フィリップには、文通している女の人が居て、写真を交換する時に、障害を明かすことを躊躇って、健常者だった頃の写真を送ってしまう。それを知った時のドリスのハッとしたような複雑な表情が忘れられません。
私も、見た目では分からないけど、精神障害者(統合失調症)。まだ、障害を認定されてから、それを明かしたのは一部の人だけだし、殆ど障害者として人と接していないけど、ドリスのように接してもらえたらな、と思いました。もちろん、目に見える障害と見えない障害、身体の障害と精神の障害では、抱くイメージやわかりやすさも違うでしょう。もしかしたら、身体より精神の場合、禁忌かもしれませんし、当事者(障害者)でも、ドリスみたいのはちょっと、、、という人もあるかもしれません。あと、フィリップと元から住む世界が違うからこそ許されるドリスの発言かもしれない。
でも、ああいう関係に憧れました。腫れ物を触るではなく、どんどん来ちゃう、思ったこと言っちゃう、みたいな。
でも、私の周りの世界では、「良識」のある人ばかりだし、難しいのかな。
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2012年 11月 19日
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by sakkochan927
| 2012-11-19 17:01
| 吸収
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ジム28日目。やる気なし(/ω\*)
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今日は、久しぶりに月曜日にジムに行きました。
お目当ては、11:55からのファーストビクス(エアロビクスかステップ)だったのですが、筋トレをやって、ウォーキングも5分くらいやって、まだ40分くらい時間があって、待っていられないので、終わりにしてしまいました。ジム滞在時間は35分。全然だめ。
顔見知りのインストラクターさんと挨拶して帰って来たけど、折角トレーニング内容を一緒に考えてくれたのに、申し訳なくて。。
なんだか今朝は、起きた時から、行きたくなかったのです。ただ、家族の手前、出かけただけです。明日は、眼科にコンタクトを作りに行くので、月曜日に行きました。月曜日に行ったということは、水曜日も行きます。
その後、時間を潰さないといけないから、図書館に行こうと思ったら、なんと、休み!!
仕方ないので、本屋に行って、俵万智の「チョコレート革命」が読みたかったんだけど、なくて、なんとなく手持ち無沙汰だから、鷲田清一の「感覚の幽い風景」を買いました。
それから、またコメダ珈琲店に行ったけど、映画を観るか、という気になって、『最強のふたり』を観てきました。感想は、別途書きます。
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2012年 11月 19日
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by sakkochan927
| 2012-11-19 16:07
| ジム初心者
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ほんとに「わかる」か疑問だけど
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ベッドの下の段ボールをあさっていたら、入門書の一覧が載っている本やら、古い別冊宝島が出てきました。
目次
PART1 現代思想は何を問題にしてきたのか?
形而上学批判としての現代思想 その起源と展開 小阪修平
PART2 現象学から実存主義へ
現象学とは何か、それはどう展開したのか? 竹田青嗣
フッサール現象学の誕生
ハイデガー存在論への展開
サルトル実存主義へ
メルロ=ポンティの身体論的現象学
PART3 記号論という新しい波
ソシュールが生みおとした記号論という大事件は何をもたらしたのか? 志賀隆生
PART4 構造主義の出現
構造主義とは何か? 構造という概念と構造主義のきわだった方法とその展開 小阪修平
レヴィ=ストロース構造主義の誕生
ラカンの構造主義的精神分析
アルチュセールの構造主義的マルクス主義
フーコーのアルケオロジー(考古学)
バルトの記号学の応用/実験
PART5 構造主義からポスト構造主義へ
ポスト構造主義の挑戦 反・人間/反・西欧中心主義を掲げるポスト構造主義はどこへ向かうのか? 竹田青嗣
デリダの脱構築/差延的アプローチ
ドゥルーズの遊牧的思考
PART6 フランス思潮は日本の現代思想にどのような影響を与えてきたのか?
日本におけるポスト戦後思想の現在とは? 竹田青嗣
目次
時代の知(ことば)を手に入れるために
序 吉本隆明の現在―思想はいま、どう変わろうとしているのか? 竹田青嗣
第一部 七〇年代と日本の思想
①七〇年代の思想の変貌と社会状況 山本啓
②七〇年代を代表する思想家たち
山口昌男
廣松渉
中村雄二郎
市川浩
木村敏
第二部 図解・現代日本思想の知の配置(エピステーメ) 小阪修平
①はじめに、あるいはタブローの読み方
②七〇年代の知的タブローとその生成
③八〇年代の知的タブローとその生成
第三部 八〇年代と日本の思想
①八〇年代を代表する思想家たち
柄谷行人
蓮實重彦
栗本慎一郎
岸田秀
丸山圭三郎
今村仁司
浅田彰
中沢新一
②知の新しいトレンドを読む
社会史
フェミニズムの新しい位相
民族・文化人類学の新境地
科学論の現在
テクスト論とポスト・モダン
文芸批評・次の世代
ニューサイエンス
風俗思想
もくじ
哲学
経済学
社会学
国際関係学
法律学
社会福祉学
宗教学
教育学
心理学
政治学
古いけど、ちょうど良かったです!( ゚∀゚)
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2012年 11月 19日
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by sakkochan927
| 2012-11-19 00:42
| 吸収
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甥を連れて祖母の家へ
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今日は午後から、急に妹(次女)と甥っ子(4)(2)が来ました。
それで、どこに行ってもやることは同じ、肉食恐竜の真似とお絵かきなのですが、祖母(ひいばあちゃん)の家に連れて行きました。
今日は、ボールペンで描いたので、線が細くて、上手く写せなかったのですが、お兄ちゃんはまた恐竜を大量に描き、弟はクマと「おしっこをしている鬼」の絵を描きました。なんか、「鬼がパンツ履いてないね」「そうだね」ってお兄ちゃんと私が言ったら、「おしっこしてるんだよ、ちゃーちゃー」ということで、線でおしっこを四方八方に飛び散らせて描いてました。子供、おしっこ、うんち、大好きです。二人共、バカウケしてました。
そのあとは、電化製品のコンセントを触ると、ビリビリと感電して震えるという遊び。何度も、感電のふりをさせられました。「ビリビリビビビビビリビリ」
2時間くらい居たら、祖母は居眠りを始めてしまったので、片付けをするよ、と言っても、帰りたくないと言って、なかなか帰れませんでした。甥(4)は、時計を読めるようになったので、「長い針が上まで来て4時になったら帰るって言ったでしょ」と言ったら、しぶしぶ片付けを始めました。
それで、夕日のまぶしい中、うちに帰り、お好み焼きを食べてから、おうちに帰って行きました。
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2012年 11月 18日
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by sakkochan927
| 2012-11-18 19:23
| おばバカ
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oi va voi - Laughter Through Tears
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Refugee
KTタンストールがボーカルとして参加しているということで、oi va voiのアルバム『Laughter Through Tears』を、20%OFFになってたので買いました。
ソロの時と違って、ちょっと陰りのある歌声かも。
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2012年 11月 18日
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by sakkochan927
| 2012-11-18 12:25
| 吸収
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